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2021.03.04

“ニッポンの未来を造る” 株式会社ユウケイ工業 梅田賢一社長から学ぶ仕事の心得と行動への原動力

トチコミ情報局から新たに始まった企画「とちぎの頑張る社長」

この番組では、栃木県で活躍、頑張っている社長さんをお招きし、原点やエネルギー源について
トチコミパーソナリティの田村愛がお話を伺います。

 

記念すべき第一回の社長は株式会社ユウケイ工業 代表取締役 梅田賢一社長です。

ビシッとキマったスーツ姿からも伝わる肉体美!思わず「体鍛えてますか?」と質問。

 

梅田社長:「3時間ぐらいのコースを週に3回ぐらいやってますかね。仲間と集まって一緒にやってます。」

 

ストイック!!梅田社長から感じられるカリスマ性の一部を知れたところで、さらに仕事に対する情熱やリーダーや仲間についての話を聞いていきます。
まずは株式会社ユウケイ工業についてお伺いしていきます。

株式会社ユウケイ工業はどんな会社?

田村:「株式会社ユウケイ工業がどういった会社なのか、教えていただけますか?」

 

梅田社長:「弊社は、建設業の中の専門工事業種、例えば大工さんであったり型枠屋さんだったり、鉄筋屋さんだったりそういう人達を専門工事業種と言うんですけど、そのうちの一つで“鳶職”という専門工事業種がありまして、弊社その鳶工事の部分をやっている会社です。

具体的には建設業の骨組みである鉄骨の組立工事であったり、ちなみに東京スカイツリー!スカイツリーは鉄骨組立て工事です。
あとは、みなさん結構現場なんかでよく見ると思うんですけど、建物の周りに足場がぐるっとかかっているのを見るかと思うのですが、その足場の組立解体工事を行うのが“鳶職”の仕事であります。」

 

現場の”花形”工事

田村:「建物でいうと一番大切な部分になってきますよね!」

 

梅田社長:「そうですね。高所で作業する、そしてなかなか危険な仕事のため、現場の花形工事という風に呼ばれております。」

 

ニッポンの未来を造る仕事人の心得

田村:「まさに”ニッポンの未来を造る”そんな仕事だなという印象も受けました。そしてホームページも拝見させていただきましたところ、かっこいい言葉が出てきまして・・・社会に貢献するために、お客様に喜ばれ信頼されるために、私たちはやります!と、

 

さらに読み進めますと、”プロフェッショナルの心得“がありまして、こちらも梅田社長の言葉でもお聞かせいただけますか?」

プロフェッショナルの心得

自分の単価をあげる仕事

梅田社長:「はい。全部で3つあるんですけども、これは弊社だけじゃなくてどの業種でも当てはまることなんですが、まず1つ目は【コスト意識の強い職人になれ】です。

これは鳶に限らず、どの業種でも自分の単価を上げると言うこと、自分がなるべくお金いっぱい集められる人材に価値のある人間になりなさいといった意味なんですけども、つまりは「少しでも早く終わせよ」という感じです。」

周りの安全も配慮できる職人に

梅田社長:「2つ目は【安全意識の高い職人になれ】ですが、これも職人、しかも鳶職は特に怪我や死亡しないっていうのは当たり前なので、

 

そういった安全を自身がきちっと意識するだけではなく、他の左官屋さんや鉄筋屋さんにも安全を配慮できるような仕事を出来るような職人になれという意味であります。」

 

まずはきちんと挨拶を

梅田社長:「最後3つ目が、【顧客満足度を常に追求できる職人になれ】です。」

これは、例えば簡単に言うと・・・結構職人ってやんちゃな奴が多いんですよ」

 

田村:「フフフフッ」

 

梅田社長:「やんちゃな奴が多いので、お客さんに挨拶が出来なかったりとか・・・。
まずきちんと挨拶をやりなさいと、そうすれば好印象にもなって仕事もスムーズにコミュニケーションが取れてうまくできるようになりますよという意味であります。」

 

田村:「なるほど〜。私もこう背筋が伸びるというか、私生活からしっかりしようと梅田社長のお話を聞いていると心からそう思います。」

 

仲間を集めて・・・リーダー要素の原点と起業

田村:「梅田社長って多くの方の憧れだと思うんですよ。“かっこいいなあ”とかそれだけじゃなくて。梅田社長みたいになりたいって思ってる方たくさんいらっしゃると思うんですね。

ちなみに子供の頃からそういったスター性があると言うかリーダー的存在だったんですか?」

 

16歳から鳶職に

梅田社長:「僕はあの作新学院だったんですよ。作新学院を卒業させていただいて…卒業できなかったんですけど、ちょっと早めに卒業させて頂いて。16歳の時から鳶職やっていました。今29年目です。それで、実は16歳の時暴走族をやってたんですよ

当時、自分の地元に暴走族のチームがなかったので、”自分でチームを一回作ってみようか”という感じで、後輩をかき集めて暴走族のチームを作った訳ですよ。
その頃からやっぱり、人を集めて一緒に何かをやって行くみたいなことはきっと好きで・・・」

23歳、起業のきっかけ

梅田社長:「23歳になって、今のユウケイ工業の原型の会社を作りました。当時は個人事業で始めたのですが、後輩もたくさん入りました。会社を作ったきっかけですが…なんか暇がとにかく嫌いなんですよ。暇が嫌いで、寝る時まで常に何でもいいんですが何かをしていたいなと思っていて

でもそれが暴走族だと社会的に迷惑だし、自慢できないことですけれども、仕事であれば寝るまで仕事やってますって言ったらかっこいいし、やればやるだけお金もいっぱい入ってきますから一生懸命仕事やってみようかなと思ったんですよね。」

 

仕事=人生

お仕事をやって、社員がどんどん増えていって、会社が少しずつ大きくなっていくのを見て。周りにもいろいろ影響を与えることが出来ますしね。例えば、建物が立ってるイコールお客さんや人のためになっているという事なので、それに従事できてるっていう事はすごい幸せなことなんだなという事を本当に感じますね。

格好よく「仕事、仕事」って言うんですけど、まあ「仕事=“その人の生き方”」と言うか、人生が仕事なんじゃないかなという風に思います。

 

人を集める努力、人を繋げる想い

田村:「発する言葉一つ一つが本当に思いがあるというか、格好良いですよね。先ほど人を集めて何かをするのが好きっておっしゃってましたけど、梅田社長の周りには”人が集まっていく”そんな感じなのかなと思いました。

ところで、現在、異業種交流会のYEG(宇都宮商工会議所 青年部)の会長もやられていますよね?」

 

梅田社長:「そうですね、いろんな方がたくさん入っているんですけども、私は入ってまだ5年目ぐらいなんですよ。
3年生の時に人を集める委員長っていうのをやらせていただいて。当時の宇都宮YEGは130人ぐらいメンバーがいましたが、とにかく人をいっぱい入れてやろうと。ただ、入れたら入れたでそれで終わりではなくて、なるべくその入って来てくれるメンバー同士をご紹介して仕事に繋げたりとがむしゃらにやっていました。

その結果、いっぱい人を入れた功績が認められたんでしょうね、きっと。
本当は僕も会長やる気はなかったんですけども、その時、「会長やってみないか?」って話が来た時に”これ受けなかったら、この若くて頑張ってる、YEGを頑張ってる人たちに対して申し訳ないなという気持ちがあり、受けさせていただく事に なりました。」

 

活躍の原動力

田村:「他方面でアクティブにご活躍されている梅田社長の原動力っていうのは何でしょうか?」

 

梅田社長:「やっぱり暇が嫌いっていうところが、もう備わっちゃってるから、そこなのかなって思います。あとは最近、経営者の後輩や知り合いが多いので、

その後輩たちから頼られたり相談されたりすると”自分の居る存在意義があるんだな”と頑張れたりするかもしれないですね。」

 

これからの世代へ伝えたいこと

田村:「最後に、梅田社長みたいになりたい!とか梅田社長みたいに起業したいと考える特に若い世代の人達がこれからさらに増えると思います。


そういった方に人生経験豊富な梅田社長から「若いうちにはこれはやっとけよ!」「こういうことをしておくといいぞ!」といったアドバイスがあれば 是非お願いします。」

 

梅田社長:「まずは僕と一緒に飲みに行くことですね。」

田村:「飲みに行ってくれるんですか?」

 

梅田社長:「まぁ、ちょっと真面目なこと言うと”約束をちゃんと守る“っていうこと、あとは”スピード“ですかね。


この二本だけで多分大丈夫だと思います。レスポンスよくやっていくと、自分に対してお客さんがきっと評価してくれるんではないかなという風に思います。」

 

田村:「私も自分の私生活を振り返ってハッとする部分があったので、気を引き締めたいと思います。今日は色々なお話を聞かせていただきありがとうございました。」

 

ネーミングライツパートナー

動画内でもお話があった、ネーミングライツパートナーとは、栃木県の総合スポーツゾーンの命名権パートナー(ネーミングライツパートナー)のこと。この度、株式会社ユウケイ工業様は「栃木県総合運動公園武道館」の愛称を「ユウケイ武道館」と命名する契約を県と締結しました。

 

■命名への想い

梅田社長:「ユウケイ武道館”っていう名前になったんですけども、いろんな人が色々な思いがあって、そこでスポーツする人がいると思うので、そういう人たちが一人でも頑張ってくれたらいいなという気持ちで応募をさせていただきました。」

 

 

最後に

第一回目の頑張る社長とご出演いただきました「株式会社ユウケイ工業 代表取締役 梅田賢一社長」
16歳から鳶職を始め、お客様や後輩、周りの方々への想いを繋ぎ、一つ一つのあゆみを着実に進めてきた梅田社長の一面を知ることができたと思います。

 

動画ではさらに梅田社長のお人柄やインタビュー全体の雰囲気を感じることができます。
ぜひチェックしてみてください。

 

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株式会社 ユウケイ工業

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